世界大百科事典(旧版)内の若木骨折の言及
【骨折】より
…すなわち骨折線が骨の全周にわたり完全にその連続性が断たれたときが完全骨折であり,部分的な場合が不完全骨折である。小児の場合,骨が柔らかいので不完全骨折の型をとることがしばしばあり,この場合若木を折ったときのようにみえるので若木骨折と呼ばれる。骨折部の皮膚との関係からみると,骨折部の皮膚が損傷されて皮膚の傷口と骨折部が交通する場合を開放骨折といい,受傷部の皮膚が損傷されていないとき閉鎖骨折と呼ぶ。…
※「若木骨折」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」