世界大百科事典(旧版)内の英国国教会再建運動の言及
【オックスフォード運動】より
…19世紀前半,オックスフォード大学関係の英国国教会聖職神学者たちによって行われた国教会再建運動。当時の国教会は規律の弛緩,神学上のリベラリズムの影響,カトリック教会の勢力強化などにより危機的状態にあったが,キーブルJohn Keble(1792‐1866)のオックスフォードにおける〈国民的背教〉と題する説教(1833年7月14日)をきっかけとして英国国教会を17世紀の国教会神学者たちのかかげる高教会の理想に従って改革再建する運動がおこった。…
※「英国国教会再建運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」