荘雑掌(読み)しょうざっしょう

世界大百科事典(旧版)内の荘雑掌の言及

【雑掌】より

…〈成安〉の仮名が消えるころにはそれが一般化し,知行国制が確立する13世紀以後は国主の下級の家司(けいし)が国雑掌として,年貢等の徴収,訴訟の当事者となった。 これと並行して,1129年(大治4)の伊賀国黒田荘雑掌や1181年(養和1)の肥後国鹿子木荘雑掌成安のような荘雑掌が現れるが,これは荘園について国雑掌と同様の役割を果たしたもので,13世紀以降,貴族,寺社の荘園の雑掌が広く見いだされる。荘の雑掌は預所(あずかりどころ)が兼ねる場合が多く,年貢・公事の収納に当たるとともに,京や鎌倉での訴訟の当事者として活動した。…

※「荘雑掌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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