《菊譜》(読み)きくふ

世界大百科事典(旧版)内の《菊譜》の言及

【園芸】より

…中国には前2世紀ころから,シルクロードを通って西域から多くの野菜類,果樹類がもたらされ,中国原産の植物の栽培化とあいまって,重要な野菜類,果樹類が育成された。単一の花卉を扱った初期の専門書には宋代の欧陽修の《洛陽牡丹記》,劉蒙の《菊譜》や李衎の《竹譜詳録》(1300)がある。花卉を集大成した王路の《花史左篇》(1618)や陳扶揺の《秘伝花鏡》(1688)は,江戸時代の日本の園芸書に大きな影響を与えた。…

※「《菊譜》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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