世界大百科事典(旧版)内の華紋の言及
【トタン】より
…近年はより薄くて耐食性の優れた亜鉛‐ニッケルZn‐Ni,亜鉛‐鉄Zn‐Fe,亜鉛‐コバルトZn‐Coなどの合金めっきが5μm以下の厚みで施されたものが商品化されている。亜鉛が凝固するときスパングル(華紋)といわれる結晶模様が生成されるが,これを大きくし,また光沢を与えるために,スズあるいはアンチモンを少量亜鉛浴に添加することがある。 〈トタン〉の語源としては,ポルトガル語で亜鉛と銅の合金を意味するtutanaga,あるいは〈白い金属の一種〉を意味するtŏtanに由来するとの説がある。…
※「華紋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」