葉深(読み)ようしん

世界大百科事典(旧版)内の葉深の言及

【中国野菜】より

…日本の野菜の中にも,日清戦争(1894‐95)や日露戦争(1904‐05)に従軍した軍人が種子を持ち帰った野菜が多く,結球白菜,夏胡瓜(なつきゆうり),甜瓜(まくわうり),南瓜(かぼちや)などのいくつかの品種はそのころ日本に入ってきたものである。また,ホウレンソウの禹城(うじよう)やキャベツの葉深(ようしん)などは,第2次大戦前後に中国から導入されたもので,日本の野菜の品種改良に役だった品種といえる。また,漬菜類の多くも戦争中すでに中国から導入され,日本の野菜として利用されている。…

※「葉深」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android