世界大百科事典(旧版)内の《蒙古児史記》の言及
【元史】より
…短期間に編纂されたので疎漏が多いと古来悪評があった。清代以後著された邵遠平《元史類編》,魏源《元史新編》,曾廉《元書》,屠寄《蒙古児史記》,柯劭忞《新元史》はいずれもその補修の試みである。1775年(乾隆40)以後の殿本系統の版本は,故意に固有名詞を書き改めたところがあるため,百衲本(ひやくのうぼん)などを用いるべきである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」