世界大百科事典(旧版)内の蒙古皺襞の言及
【目∥眼】より
…日本人でしばしば上眼瞼から鼻根の方へ続く皮膚のひだが内眼角のところを覆っている。これがいわゆる〈蒙古ひだ〉すなわち蒙古皺襞(しゆうへき)である。 目は主として眼球と視神経(視束)とからなりたっており,これに眼球付属器官(副眼器)すなわち眼瞼,結膜,涙器,外眼筋などが加わって視器(視覚器)を構成する(図4)。…
【蒙古ひだ(蒙古襞)】より
…上眼瞼縁の内側端が小さなひだとなって内眼角を覆っているものをいう。蒙古皺襞(しゆうへき),内眼角贅皮(ぜいひ)ともいい,また瞼鼻ヒダともいう。蒙古襞は蒙古人種に多発し,南中国人100%,マレー人70~80%,ジャワ人52%等は多い。…
※「蒙古皺襞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」