《蒟蒻百珍》(読み)こんにゃくひゃくちん

世界大百科事典(旧版)内の《蒟蒻百珍》の言及

【コンニャク(蒟蒻)】より

…狸汁(たぬきじる)というのも,近世初期の《料理物語》ではほんもののタヌキの肉を使った汁であったが,後期にはこんにゃくを油でいためて汁にするものをいうようになった。1846年(弘化3)には《蒟蒻百珍》というこんにゃく専門の料理書が刊行されている。こんにゃくのみそ田楽は,豆腐のそれとともに,〈あんばいよし〉と呼びながら行商され,大坂では〈庚申(こうしん)こんにゃく〉といって庚申の日のまじないに食べるならわしがあった。…

※「《蒟蒻百珍》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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