世界大百科事典(旧版)内の蒸気タービン船の言及
【舶用機関】より
…推進器を駆動する役割をもつ主機関(舶用主機)と,ボイラー(主ボイラー,補助ボイラー),推進装置(推進器,軸系),発電装置,機関部補機(各種ポンプなど)などの主機関の運転に必要な補助機械(舶用補機)ならびに付属する諸装置で構成される。このうち主機関(主ボイラーを含む)は,主機関がディーゼルエンジンのものをディーゼル船,蒸気タービンのものを蒸気タービン船と呼ぶように,船の分類にも使われ,船を特徴づける主要な機械である。現在一般に使われているものとしては,ディーゼルエンジン(低速,中速および高速ディーゼルエンジン),蒸気タービン,ガスタービン,原子力機関,電気推進機関がある。…
※「蒸気タービン船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」