蔭の俵(読み)かげのたわら

世界大百科事典(旧版)内の蔭の俵の言及

【いも(芋∥薯∥藷)】より

…ニドイモ,コウボウイモ,カンブライモなどであり,サツマイモと同様に畑に栽培されるが,岐阜県や四国地方などでは焼畑で作る所もある。 群馬県ではサトイモのことを〈蔭の俵〉と呼び,九州ではケイモと呼ぶなど,コメを主食としない時代にいもが食料として重視されたことがわかるが,なによりも庶民にとって日常的な食料であるとともに,凶作時の食料としての意義が大きかった。しかし米を中心にした日本の農民史や食物史などでは,その意義について十分に研究が進んでいない。…

※「蔭の俵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む