薄頂褶曲(読み)はくちょうしゅうきょく

最新 地学事典 「薄頂褶曲」の解説

はくちょうしゅうきょく
薄頂褶曲

supratenuous fold

背斜部で地層が薄く,向斜部で厚くなっている褶曲。言い換えれば,層位が上になるほど曲率が小さくなる褶曲。向斜部が沈降しながら堆積作用が進行してできることがある(C.M.Nevin,1931)。また,埋没丘,活動断層,活動褶曲や挟在砂岩層,礁性岩層その他凝縮しにくい岩層の上にのった堆積層が凝縮し,凝縮の程度の違いを反映して薄頂褶曲を生ずることがある。この場合を特に凝縮褶曲という(E.S.Hills,1963)。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 小島

世界大百科事典(旧版)内の薄頂褶曲の言及

【褶曲】より

…これらは,後述の褶曲機構の違いを反映しており,前者は曲げ褶曲,後者はへき開褶曲によって形成されることが多い。翼部に比べ軸部の層厚が薄い褶曲を薄頂褶曲と呼ぶ。 そのほか,翼が直線状でヒンジのとがったシェブロンchevron褶曲,2方向の対等の軸面をもった共役褶曲,褶曲面ごとにヒンジの位置がずれて不連続な軸面をもつ非調和褶曲などさまざまな術語がある。…

※「薄頂褶曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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