薬師様のお祭(読み)やくしさまのおまつり

世界大百科事典(旧版)内の薬師様のお祭の言及

【米山】より

…山上山下の薬師堂の別当をつとめる真言宗米山寺密蔵院の住持が室町幕府によって任命されていたことや,米山寺が十刹(じつせつ)に列したことでも明らかなように,中世にはかなりの信仰を集めていた。現在も卯月八日に薬師をまつることが東日本で広く認められるが,米山の山麓はもとより,周辺のかなり広い地域にわたって4月8日を〈米山の命日〉〈薬師様のお祭〉などと称し,米山薬師をまつることが行われている。【宮本 袈裟雄】。…

※「薬師様のお祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android