藁街(読み)こうがい

世界大百科事典(旧版)内の藁街の言及

【刑場】より

…焚(ふん)(火あぶり),磔(たく)(はりつけ),車裂(または轘(かん)),梟首などの極刑が古く行われた。漢代,外国使節が滞在する宿舎(蛮夷邸)のあった長安の南門内の藁街(こうがい)は刑場として有名であり,唐代洛陽の洛水にかかる天津橋も橋柱に縛りつけて処刑したところである。受刑者の罵声を妨げるために,木製の玉を口中に押し入れることも唐代以後行われたという。…

※「藁街」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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