藤原美子(読み)ふじわらのびし

世界大百科事典(旧版)内の藤原美子の言及

【藤原惟憲】より

…29年(長元2)任終わり帰京の際には多くの財宝を持ち帰り,九国二島の物を奪い尽くしたと評された。彼の妻の典侍藤原美子(《尊卑分脈》には惟憲女とある)は後一条天皇の乳母。摂関家に密着し巨利を得た典型的受領である。…

※「藤原美子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」