世界大百科事典(旧版)内の藤田昌世の言及
【真珠】より
…このように明治末期から大正初期に,ようやく半円真珠の技術を越えて真円真珠生産の技術が確立した。一方,養殖技術もそれまでの地まき式方法から,10年藤田昌世による垂下式養殖法が考案されて以来,急速な発展をみた。38年に第2次大戦前の真珠養殖としては最高の1088万個の生産量をあげ,戦後では67年に3900万もんめ(〈もんめ〉は真珠の重さの国際単位で,1もんめ=3.75g)に達してピークを迎えた。…
※「藤田昌世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」