世界大百科事典(旧版)内の藪内宗把の言及
【藪内剣仲】より
…字は子的,名は宗胤,藪中斎(そうちゆうさい)と号し,剣仲は禅僧春屋宗園より別号として与えられたものである。堺の茶匠藪内宗把の養子となり,茶の湯をはじめ武野紹鷗に学んで紹智と改名し,さらに千利休に学んだ。道具の鑑識眼に優れ,利休は書状で剣仲に道具の選定を頼んだり,剣仲所持の釜を絶賛するなど,剣仲の目を高く評価していた。…
※「藪内宗把」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」