《蘭蕙小史》(読み)らんけいしょうし

世界大百科事典(旧版)内の《蘭蕙小史》の言及

【ラン(蘭)】より

…しかし,これが引金になり,愛好者たちの競争心をあおる結果になってしまった。東京ではじめて全国的規模の大蘭展が開かれたのがこの時期であり,中国では清の呉恩元が収集した春蘭100余種を銅版で製図した《蘭蕙(らんけい)小史》(1933)が発行された。 昭和になると,花と柄に対する鑑識眼が一段と進歩し,その格付けにはっきりとした公式をうち出して,異常なまでの熱狂家が続出して,新種の発表のたびに興奮して売買するありさまは,まさに狂気の様相を呈し,一部の地方では禁止令さえ出た。…

※「《蘭蕙小史》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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