世界大百科事典(旧版)内の蜂窩構造の言及
【浸食作用】より
… 海崖や隆起波食台あるいは一般に磯の岩石の表面に小孔が蜂の巣状に密集してみられることがある。これを蜂窩(ほうか)構造と呼び,穿孔貝の活動や溶食,風食などが,しぶきの及ぶ範囲で合作した結果であり,〈しぶきの浸食〉ともみられる。このように穿孔貝などの生物の活動が及ぼす浸食作用を生浸食bio‐erosionとする新しい用語がある。…
※「蜂窩構造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」