《蜘蛛男》(読み)くもおとこ

世界大百科事典(旧版)内の《蜘蛛男》の言及

【江戸川乱歩】より

…1923年に《二銭銅貨》を発表し,日本における創作探偵小説の基盤を築き,続いて推理を主軸にした《心理試験》(1925),《陰獣》(1928),《石榴(ざくろ)》,怪奇的な《人間椅子》(1925),《鏡地獄》《パノラマ島奇譚》(1926‐27),幻想的な《押絵と旅する男》(1929)などで,探偵小説という新分野を確立した。一方《蜘蛛(くも)男》(1930),《黄金仮面》などのスリラー長編は,強烈なサスペンスにあふれ,一般読者から熱狂的歓迎をうけ,探偵趣味を普及させた。戦後は心理的トリックをねらった《化人(けにん)幻戯》などがあるが,創作よりも海外作家の紹介や研究評論に力を注いだ。…

※「《蜘蛛男》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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