世界大百科事典(旧版)内の《蝦夷嶋言語》の言及
【アイヌ語】より
…同書は《蝦夷方言藻汐草(もしおぐさ)》の名でも知られ,のち上原の手で増補されて《蝦夷語集》(稿本,1824ころ成立)として伝えられている。この《もしほ草》の刊行を助けたのが最上徳内で,彼みずからもアイヌ語を身につけており,オランダのライデン大学図書館には,徳内とシーボルト共編の《蝦夷嶋言語Yezogasima Kotoba》(写本)が所蔵されている。国外ではロシアの海軍士官ダビドフGavriil I.Davydov(1784‐1809)編の《樺太アイヌ語彙》(未刊)が古い。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」