《蝦夷語集》(読み)えぞごしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《蝦夷語集》の言及

【アイヌ語】より

…編者の上原熊次郎は松前奉行所の蝦夷通詞で,1811‐13年のゴロブニン抑留事件の際には,ロシア語の通訳をも務めた人物であった。同書は《蝦夷方言藻汐草(もしおぐさ)》の名でも知られ,のち上原の手で増補されて《蝦夷語集》(稿本,1824ころ成立)として伝えられている。この《もしほ草》の刊行を助けたのが最上徳内で,彼みずからもアイヌ語を身につけており,オランダのライデン大学図書館には,徳内とシーボルト共編の《蝦夷嶋言語Yezogasima Kotoba》(写本)が所蔵されている。…

※「《蝦夷語集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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