世界大百科事典(旧版)内の《螺鈿七宝集》の言及
【ゴーティエ】より
…詩人としての想像力・感受性・思想に欠けてはいたが,絵画的な形式美を表現する才能に恵まれていた。彼の詩集の最高傑作《螺鈿七宝(らでんしつぽう)集》(1848完成,52刊)では,造形的で非個人的な芸術が追求されている。小説に《ミイラ物語》(1858),《カピテーヌ・フラカス》(1863),文芸批評に《奇人伝》(1844),また回想録として《ロマン主義の歴史》(1872。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」