血の洞穴(読み)ちのどうけつ

世界大百科事典(旧版)内の血の洞穴の言及

【ダマスクス】より

…395年にテオドシウス帝が没すると,シリアはビザンティン帝国領に組みこまれた。アベル殺しの行われたとされる〈血の洞穴〉をはじめ聖書にゆかりの深い場所をもつダマスクスは,すでに多くの巡礼者を集めていたが,ビザンティン時代に,洗礼者聖ヨハネの教会をはじめとしていくつかの教会が建設されるようになった。612年,ササン朝ペルシアのホスロー2世は軍を発してダマスクスを占拠したが,その没後はふたたびビザンティン帝国の領有に帰した。…

※「血の洞穴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む