世界大百科事典(旧版)内の血清α-フェトプロテインの言及
【肝臓癌】より
…診断には,肝スキャンニング,肝血管造影,超音波,X線コンピューター断層撮影(CT),核磁気共鳴断層(MRI)などの画像診断や腹腔鏡検査が有用である。血液検査では血清α‐フェトプロテインα‐fetoprotein(胎生期の肝臓で産生されるα‐グロブリン分画中の特異なタンパク質)が高値を示すことが多く,診断の重要な手がかりとなる。肝機能検査では特有な成績を示さない。…
※「血清α-フェトプロテイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」