世界大百科事典(旧版)内の血糖調節能の言及
【肝機能検査】より
…肝臓疾患では,血清中の総タンパク質濃度,アルブミン濃度,コリンエステラーゼ活性,血液凝固因子や総コレステロールの濃度などは合成能が障害されるために低下し,障害が著しい場合には浮腫や腹水も出現し,出血しやすくもなる。
[血糖調節能との関係]
肝臓は血糖(血液中のブドウ糖濃度)を一定に維持するのに不可欠の臓器である。したがって肝障害が著しくなると,血糖調節能にも異常が起こる。…
※「血糖調節能」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」