血縁度(読み)けつえんど

世界大百科事典(旧版)内の血縁度の言及

【血縁淘汰】より

…これが進化である。利他的形質が進化するためには,近親(単数または複数)を助けるため自分が失う適応度(損失)でそれにより増えた近親者の適応度(利益)を除した値が血縁度relatedness(血縁係数でも可),すなわち利他者と受益者の平均遺伝子共有率の逆数より大きいことが必要だとされる。損失をC,利益をB,血縁度をrとすると,BrC>0ならこの形質は進化する。…

※「血縁度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む