行列字(読み)ぎょうれつあざな

世界大百科事典(旧版)内の行列字の言及

【人名】より

…統一新羅を経て高麗時代に至って姓はしだいに一般化しはじめた。本貫ごとに氏族の族譜が編纂されるようになって,族譜の記載様式が整えられると,〈行列字〉が普及した。これは,同一世代の者が木火土金水の五行の順に従って1字を共有することによって一族内の世代の序列を明らかにする制度で,個人の固有名は残りの1字のみによって示される。…

※「行列字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」