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行枢密院(読み)こうすうみついん

世界大百科事典(旧版)内の行枢密院の言及

【元】より

…中央官制のこの特殊性は,当然その下に接続する地方官制に影響せずにはおかない。 まず行政面では行中書省(行省),軍政では行枢密院(行院),監察では行御史台(行台)という広域区画の出現である。行省は腹裏を除く全国を河南,陝西,四川,甘粛,江浙,江西,湖広,雲南,遼陽に9大分し,その下に総計200路・400州(府)・1100県が上下関係をもって分属するもの,行院は四川,江南に分かれ,それぞれ四川行省と江西・湖広行省内の軍政を掌管し(のちには行省に併合される),行台もまた西台・南台に2分され前者は四川・陝西・雲南・甘粛の4行省内の4道,後者は江浙,江西,湖広の3行省内の10道粛政廉訪司を統轄する。…

※「行枢密院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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