世界大百科事典(旧版)内の行為内意図の言及
【行為】より
…習慣的行為や基礎行為の場合も,反射運動や自動運動が行われているわけではない点で,意図的行為と呼ばれることが普通であるが,どのような意味でこれらの行為に意図を帰属できるのかは必ずしも明らかではない。こうした場合にも,行為に〈先行する意図〉との類比で,〈行為内意図〉を想定したり,それに対応する心的表象を構想することも行われている。具体的には,身体運動をつかさどるモデルが神経系ないし脳に形成され,それによって運動が制御されているという理論も提案されている。…
※「行為内意図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」