表面サイジング(読み)ひょうめんさいじんぐ

世界大百科事典(旧版)内の表面サイジングの言及

【サイジング】より


【製紙工業のサイジング】
 紙および板紙への液体の浸透に抵抗性を与えるために,耐水性向上剤(サイズsizeまたはサイズ剤という)を抄紙工程の際に原料に加えるか,あるいは紙の表面に塗ること。前者を内面サイジングまたはエンジンサイジング,後者を表面サイジングまたはタブサイジングと呼ぶ。
[内面サイジング]
 和紙ではトロロアオイの根から抽出した〈ねり〉を加えて抄紙するので,それが部分的にサイズの役割を果たしている。…

※「表面サイジング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む