袁中郎(読み)えんちゅうろう

百科事典マイペディア 「袁中郎」の意味・わかりやすい解説

袁中郎【えんちゅうろう】

袁宏道(えんこうどう)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「袁中郎」の意味・わかりやすい解説

袁中郎
えんちゅうろう

袁宏道」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の袁中郎の言及

【袁宏道】より

…中国,明代の文学者。字は中郎。兄の宗道,弟の中道とともに三袁と呼ばれ,またその出身地の公安(湖北省)にちなむ公安派の中心人物。20歳代から反伝統主義思想家の李贄(りし)(卓吾)に師事して批判精神を鍛えられ,当時の文壇を支配していた〈古文辞〉派の擬古主義を激しく攻撃した。その詩論で強調される〈性霊〉の発露とは,先験的に内在する純粋な詩精神の流露を目ざし,形式的な古典規範の模倣を拒否するものであった。しかしその理想は楽天的・高踏的なロマンティシズムの域を出ず,また彼自身のエピキュリアン的な資質の制約から,擬古主義の大勢を崩すまでにはいたらなかった。…

※「袁中郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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