世界大百科事典(旧版)内の裏封案文の言及
【案文】より
…(1)(2)(3)(4)の案文には,正文と同一であることを証明するため,然るべき人がその案文の裏に花押をすえたものがある。これを裏封案文(うらふうあんもん)といって,とくに証拠能力の高い案文である。なお近世文書においては草案に当たるものを案といい,正文を写したものを写しというが,これ以外にも控,留と呼ばれるものもあり,これらの整理は今後の課題である。…
※「裏封案文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」