裏小段(読み)うらこだん

世界大百科事典(旧版)内の裏小段の言及

【堤防】より

… 堤防の高さは,改修計画に基づいた洪水時の川の水位(計画高水位という)に余裕高を加え,さらに将来の堤体や地盤の沈下などに備えた余盛りを加えた高さとするのがふつうである。その標準的な断面は,ある幅をもった天端(てんば)(堤防の最上面)の両端(法肩)から前後に傾斜をつけ,その斜面(表法,裏法という)が長いときは斜面の途中で表小段(こだん),裏小段を設け,また堤内(人家などのあるほう)側にはさらに犬走りと称する幅の狭い段を設ける(図2)。【中沢 弌仁】。…

※「裏小段」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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