複数約定値段方式(読み)ふくすうやくじょうねだんほうしき

世界大百科事典(旧版)内の複数約定値段方式の言及

【商品市場】より

… 横の取引での取引方法も相対から出発して,多くの売手と買手が互いに値段をせり合って決める競売買(きようばいばい)に進んでいった。競売買には複数約定値段方式と単一約定値段方式とがある。複数約定値段方式はザラバ取引とか歩(あゆみ)売買とも呼ばれ,多数の買手の中で最高値を唱えた者と多数の売手の中から最安値を唱えた者が取引で優先的地位を占め,値段と数量が一致した順に片端から売買が成立していくやり方である。…

※「複数約定値段方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」