世界大百科事典(旧版)内の褐色半砂漠土の言及
【土壌型】より
…チェルノーゼム帯の南方,ハネガヤ類・ウシノケグサ類・ヨモギ類などの短茎草本類からなる乾燥ステップ(年降水量250~300mm)には,熟したクリの実のような色をもち,地表近くから炭酸カルシウムやセッコウの集積がみられる栗色土が生成している。その南方の半砂漠(年降水量150~200mm)ではアルカリ性を呈する褐色半砂漠土に移り変わっている。(4)暖(温)帯の土壌型 暖(温)帯に分布する主要な成帯性土壌型は,暖帯照葉樹林気候下の黄褐色森林土,地中海性気候帯の硬葉樹林下の地中海赤褐色土,半乾燥地中海性気候帯の乾性低木林下の肉桂(につけい)色土などである。…
※「褐色半砂漠土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」