世界大百科事典(旧版)内の《西ヨーロッパの魔女崇拝》の言及
【マレー】より
…イギリスの歴史学者。インドのカルカッタに生まれ,ロンドン大学に入学後エジプト学を専攻,母校で助教授を務めた。かたわら進められた民俗学研究で,西ヨーロッパに見られる魔女の儀礼や悪魔崇拝をキリスト教以前の土着宗教の残滓とする新たな見解に達し,著書《西ヨーロッパにおける魔女信仰》(1921)で広く世に知られた。その当否は今も議論の対象であるが,秘儀を伝承する団体や魔術実践家に受け入れられ,1970年代の魔術ブームの礎石となった。…
※「《西ヨーロッパの魔女崇拝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」