《西公談抄》(読み)さいこうだんしょう

世界大百科事典(旧版)内の《西公談抄》の言及

【西行】より

…西行の歌は,約1500首を収めた家集の《山家集》,他に《西行法師家集》《山家心中集》《別本山家集》などに収められ,晩年の自撰による《御裳濯河(みもすそがわ)歌合》《宮河歌合》などを合わせて,2000余首が伝えられている。また《聞書集》《西公談抄》は,晩年の西行に近侍した人が和歌や歌論を記したものである。 西行は若いときに公家社会から出離して,山里に閑居し,聖(ひじり)として各地を旅したために,その動静を記したものは,貴族歌人たちにとって早くから伝説化の芽をもっていた。…

※「《西公談抄》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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