西楞魚(読み)せいりょうぎょ

世界大百科事典(旧版)内の西楞魚の言及

【人魚】より

…中国の《山海経》に,人魚は四足をもち嬰児のような声を出すとあり,これが東洋の人魚の原形となった。一方《本草綱目》は,〈西楞魚(せいりようぎよ)〉と称する〈上半身は男,女の形のようで下半身は魚尾〉をした動物や〈牛魚〉を挙げるのみで,人魚そのものは挙げていない。しかし《山海経》の人魚がこれらと混同され,後には牛魚がジュゴンと同定されたことから,通説として人魚=ジュゴン観が成立したようだ。…

※「西楞魚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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