《西洋かぶれ》(読み)せいようかぶれ

世界大百科事典(旧版)内の《西洋かぶれ》の言及

【インドネシア】より

…具体的にはG.フランシスの《現地妻ダシマ》(1896),F.D.J.パンゲマナンの《野盗チョナット物語》(1900)など,世間の語り草となった事件を当時の植民地社会の共通語であったごく通俗的なマレー語で描いた,19世紀末から20世紀初頭にかけての小説をいわばその誕生前夜の文学としながら,インドネシア文学は1920年代に成立したと考えられる。アブドゥル・ムイスAbdul Muisの《サラー・アスハン(西洋かぶれ)》(1928)はこの期の代表的作品である。この小説の中で,民族主義者でもあった作者は,主人公と欧亜混血女性コリーとの結婚をテーマにして,村を捨て去りながら結局オランダ人社会にも入れられず破滅する西洋かぶれの青年官吏の悲劇を描いている。…

※「《西洋かぶれ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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