《西洋事物起原》(読み)せいようじぶつきげん

世界大百科事典(旧版)内の《西洋事物起原》の言及

【技術史】より

…しかし,これより100年以上前に中国では宋応星が《天工開物》という詳細な技術誌を著していたことは注目されよう。 ヨーロッパで最初の技術史の書物はJ.ベックマンの《発明史》(1780‐1805,邦題《西洋事物起原》)で,個別的に古代からの文献を広く渉猟してまとめた事典である。項目数は多くはないが,歴史的配慮が行き届いており,各国語に訳されてその後の技術史研究の出発点となった。…

【ベックマン】より

…また技術の記述を一般技術学と個別技術学に分け,前者において各産業の個々の技術を分解してその機能(切断,結合など)ごとに分類し,今後新しい技術を開発する際のハンドブックとすべきだという試案を出した。主著には《技術学序説》(1780),《発明の歴史についての論文集》(1780‐1805,邦題《西洋事物起原》)などがあり,特に後者は科学史,技術史の古典として高く評価されている。【富田 徹男】。…

※「《西洋事物起原》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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