西洋曲馬(読み)せいようきょくば

世界大百科事典(旧版)内の西洋曲馬の言及

【曲馬】より

…幕末ころは大坂で樋口弥多丸,江戸では花谷勝次郎,渡辺芳三郎などの一座があり,〈石橋(しやつきよう)〉〈七変化〉〈玉藻前〉〈法界坊〉〈浦島〉〈阿古屋〉などの曲馬芝居(馬芝居)で人気をあつめたが,その興行は軽業一座,足芸一座とは別の,曲馬だけの掛小屋で行われた。やがて外来の西洋曲馬が現れる。1864年(元治1)横浜で興行の中天竺舶来軽業(アメリカ・リズリー・サーカス)や,明治になって来日したフランス人スリエ,イタリア人チャリネの一座の演じた〈1頭3人乗り〉〈2頭3人乗り〉〈火の輪くぐり〉など,軽業的曲馬のために,在来の日本の曲馬は滅びさった。…

※「西洋曲馬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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