《西浦漫筆》(読み)せいほまんぴつ

世界大百科事典(旧版)内の《西浦漫筆》の言及

【金万重】より

…彼は配所で王を忠諫せんとして風刺小説《謝氏南征記》を書いた。その随筆集《西浦漫筆》の中で当時の知識人が漢詩文だけに傾斜心酔しているのに対し,彼らの詩文がたとえ中国人のそれに接近していたにしても,所詮はオウムが人の声をまねるのと変りなく,きこりや田舎の女が歌う民謡より真実性が乏しい,と痛罵している。彼はまれにみる国民文学重視の文人であった。…

※「《西浦漫筆》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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