《西清硯譜》(読み)せいしんけんぷ

世界大百科事典(旧版)内の《西清硯譜》の言及

【硯】より

…唐以前の硯は,硯面が凹状をなしていたのに対して,宋硯では墨堂が凸状に盛り上がり,硯池の掘りこみの深いことなどをその特徴として挙げることができる。元代では趙孟頫(ちようもうふ),虞集,黄公望など著名人の銘を持つ硯が,清朝の《西清硯譜》に著録されているが,一般には宋硯の亜流にとどまった。 明代の硯も基本的には宋硯を祖述したが,石硯をはじめ澄泥硯,瓦硯,瓷硯などさまざまな種類の硯が盛んに作られた。…

※「《西清硯譜》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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