《西行上人集》(読み)さいぎょうしょうにんしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《西行上人集》の言及

【山家集】より

…西行自撰説にしたがえば,1178年(治承2)西行50代末ごろに原型が成立し,以後西行自身あるいは他者の手によって,数次にわたり約300首が増補され,現在の流布本《山家集》が成立したとされる。ほかに《異本山家集》(《西行上人集》などとも)があり,その歌数約600首のうち150首余りは,流布本に未見の歌である。西行の個人歌集には,ほかに,この流布本からの抄出かとも説かれる《山家心中集》(360首)や,この《山家集》と1首も重複しない《聞書集》(263首),重複1首のみの《聞書残集》(32首)などがある。…

※「《西行上人集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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