《見世物王国》(読み)みせものおうこく

世界大百科事典(旧版)内の《見世物王国》の言及

【見世物】より

…小桜葉子・藤田陽子主演)に出演,のちには寄席の高座ばかりか帝劇の舞台にも立ったといわれる。また,生駒雷遊,ロッパらの〈笑いの王国〉では,1935年に《見世物王国》を上演するが,これは奥山時代からレビューの時代にいたる種々の浅草の見世物を,ドラマにからませながら実演でみせるものであった。 第2次大戦後の日本では高度経済成長とともに,あらゆる見世物が決定的に衰微するが,60年代のいわゆる〈異議申立て〉の時代にいたるや,寺山修司らにより演劇における〈見世物〉性の復権が唱えられ,前衛的な演劇の試み(前衛劇)として実践されたことは興味深い事実である。…

※「《見世物王国》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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