親裁論(読み)しんさいろん

世界大百科事典(旧版)内の親裁論の言及

【近代社会】より

…そのため戊辰戦争においては大坂行幸,東京行幸で天皇〈親征〉の実を示し,国家形成期においては親政の実現をめざした。親政は,西南戦争ごろまで天皇が祭主的性格をおびて〈親臨〉するという統治形態であったが,天皇が少年から青年へ成長するのをふまえ,〈有司専制〉批判に対処するうえからも政治の場に深くかかわるべきだとする親裁論として展開された。しかし親裁論は,侍補の廃止,明治14年の政変(1881),皇室財産の設定建議等をうけ,伊藤博文らが主張する〈事ヲ統テ事ヲ執ラス〉という〈親統論〉の前にしりぞけられた。…

※「親裁論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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