世界大百科事典(旧版)内の観世三郎の言及
【世阿弥】より
…通称三郎,実名元清。秦氏を称し,父の芸名だった〈観世〉が姓同様に通用しはじめ,世人は観世三郎とも呼んだ。中年以後の擬法名的芸名が世阿弥陀仏で,世阿,世阿弥はその略称。…
【音阿弥】より
…通称三郎,実名元重(もとしげ)。当時は座名が姓同様に通用しており,観世三郎元重と呼ぶのが妥当であるが,現今は観阿弥・世阿弥と並べて,法名の音阿弥(通常はおんなみ)で呼ばれることが多い。世阿弥の弟の四郎の子で観阿弥の孫。…
※「観世三郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」