《観門要義鈔》(読み)かんもんようぎしょう

世界大百科事典(旧版)内の《観門要義鈔》の言及

【証空】より

…また日野の願蓮と弁阿闍梨政春に天台宗を学び,1207年(承元1)の法難のときには,兼実の弟で青蓮院(しようれんいん)門跡の慈円に預けられ,遠流を免れた。法然の滅後慈円の譲りを受けて西山善峰寺の別所往生院(のちの参鈷(さんこ)寺)に住み,洛中洛外で《観無量寿経疏》をはじめ善導の著を講じ,《観門要義鈔》41巻として残した。27年(安貞1)の法難のときも流罪を免れたのは,このような背景があり,説くところ安心領解の説などが天台宗の教義もとり込んでいたからでもあろう。…

※「《観門要義鈔》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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