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角層 かくそう stratum corneum

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知恵蔵2015の解説

角層

皮膚の最外層に位置し、表皮角化細胞が角化した扁平な角層細胞が重なった層。細胞と細胞との間は角層細胞間脂質で満たされている。角層は角層細胞が15層ほど重なり、平均的には約10〜20μm(μ〈マイクロ〉は100万分の1)の厚さを持つが、部位によっても異なる。頬では比較的薄く、かかとなどでは角層細胞の重なりは約50層に達する。角層細胞と角層細胞間脂質とから構成される角層の構造はしばしば煉瓦とモルタルにたとえられる。角層は、皮膚最外層で生体内外の境界としての役割があり、特に体内から水分が対外へ逃げるのを防ぐ角層バリアとして機能している。また外界の乾燥した環境でも角層中に水分を保つことができ(角層保湿機能)、角層の柔軟性や表層のなめらかさを維持している。

(三浦志郎 資生堂ビューティーソリューション開発センター所長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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